社会学の博士である永田夏来がいろんな専門家とお話をするイベント「ガクジュツ一直線!」。今回はポピュラーカルチャーと若者の現状に詳しい阿部真大先生と永井純一先生、さらにライブ写真やポートレートで活躍のフォトグラファー森リョータ氏をお迎えして、ロックフェスをテーマに語りあいます。といっても難しい会ではありません。京都町屋のフリースペース「甘夏ハウス」にて、add-cocoさんの作ったうまいものでも食べながら、まったりお話しできればと思います。
今
や夏休みレジャーの定番となった夏フェス。その代表ともいえるフジロックフェスティバルがスタートしたのは1997年のことでした。イギリスをお手本に当
時手探り状態で始まったロックフェスが国内で定着し、独自の文化として発展する過程とはどのようなものだったのでしょうか。「ローカリゼーション」をキーワードに考えてみましょう。
時間
第1部:17:00-18:00 トークセッション「2013年を振り返って:フジロック・サマソニ反芻会」
第2部:19:00-21:00 トークセッション「イギリス→苗場→地方:ロックフェスの変化と楽しみ方の変遷」
第2部の様子は永田学術クラスタ第13回フォトグラファー:森リョータ×社会学者:阿部真大×永井純一×永田夏来「ロックフェスとローカリゼーション」としてustreamにて放送します。http://www.ustream.tv/channel/sunnyfunny99
登壇者
阿部真大
甲南大学准教授。専門は労働社会学・家族社会学・福祉社会論。
若者の生活実態と日本のポップカルチャーについての論考をおこな
著書に『地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会』ほか。
永井純一
神戸山手大学講師。専門は社会学、ポピュラー音楽研究
ロックフェスやデジタルメディアなどを題材に聞き手、受け手に注目した論考をおこなう。
論文に「〈参加〉する聴衆--フジロックフェスティバルにおけるケーススタディ 」ほか。
森リョータ
フォトグラファー。ミュージシャンのポートレイトやライブ写真の撮影を多く手掛ける。
フジロック、サマーソニックなどの国内フェスのみならず、イギリス・グラストンベリーフェスティバル他海外へも足を運ぶ。WEBサイト:http://www.molly360.com
永田夏来
兵庫教育大学助教。専門は家族社会学。ガクジュツ一直線主催。
02年よりフジロックフェスティバル公式ファンサイトfujirockers.orgにライター+運営として参加。fujirockexpress.netにてフォトグラファー森リョータと共に活動している。
add-coco(はやしはづき)
甘夏ハウス主宰。東京吉祥寺の諸国空想料理店KUUKUU勤務を経て羊毛フェルト・ドローイング・料理などのひとりユニットアドココとして活動中。
場所
050-3694-7272
料金
1,800円(簡単なばんごはん代込)。途中入場退出可。
食事の準備の都合がありますので、要事前申し込みです。
お申し込みは こちら から
twitterアカウントをお持ちでない方は、[email protected]までご連絡ください。
コメント